備忘録として、ここに記しておきます。
イティハーサのラスト、
神?の言葉。
この物語の真髄に、なるのでしょうか……
何度読んでも未だに理解が追い付かず、
謎は深まるばかりです。。(о´∀`о)
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まず我等は神にあらず…
我等を表す言葉はここにはない
意識のある情報体
もしくは情報によって生じた意識体……
秩序ある混沌(カオス)……
すべては人という種を
その進化の道から
そらさぬ為になされたこと……
人という種は
きわめて稀有な存在である
生命は情報の蓄積によって存在するが
ひとつの種にかかわる情報は
微少であり
それゆえ安定もしている
しかし人という種は転生を繰り返し
魂という需要体に情報を蓄積する
それゆえ予測しえぬほど不安定でもある
また蓄積される膨大な情報は
意識下において個と個を超え
さらに複雑な情報系へと進展しつづけている………
これは調和(エントロピーの増大)に反する
人類は進化する反調和である
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(目に見えぬ神々より遣われし者のセリフ)
「情報は離散する」
「情報は離散する」
「情報は離散する」
「宇宙の運命だよ」
「いつか宇宙は調和にのみこまれ
生命も星々も
無に帰ってしまうんだ」
主人公「無…って? 何もなくなっちゃうの?」
「そうだよ
星々も ……生命も
光も闇も……」
「人だけがその運命を変える可能性を秘めているんだ………」
「目に見えぬ神々は
人という種に新しい宇宙の可能性を見いだしたんだ」
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始めに我等は
有蘇耶(アスカ)と無有(ムウ)を創りだした……
有蘇耶(アスカ)には科学文明を
無有には宗教文明を興し
それを加速して人という種の行く末をみた
そして
それぞれはそれぞれの理由で
破滅にいたった………
無有でわかったことは
人類は唯一神の出現によって
情報の蓄積を放棄し進化の歩みを止めてしまうことだった……
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(ラスト、モノローグ)
ちりとなった大地……
知恵と知識のかけら
半獣半人……
天翔ける幻獣……
そして神々の戦い……
それらすべてが多くの魂に刻み込まれ
この星に
世々(よよ) 伝説として甦るであろう……
それこそが
この星の神名(カムナ)………
積み累(かさ)なる混沌(カオス)
混沌(カオス)による再生(ビッグバン)
再生(ビッグバン)による情報の拡大
……そして新宇宙……
神は一神にあらず
ここが砦になる………
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最後に出てきた“神名(カムナ)”というワード、
これってカタカムナのことでしょうか????
( 〃▽〃)
『日本語』そのものに、
探っていくと何か“答え”がありそうなんですよねぇ。。