『On Your Mark』という、
ジブリがCHAGE&ASKAのPV として作った短編アニメを、大変遅ればせながら、ようやく見ました。
1995年に発表されたものなのですが、
まぁ
見事に、、というか、
必然的にというか、、
原発がどっかんした後の東京を描いたアニメになっていました。
当時はノストラダムスの1999年終末思想が強まってたこともあり、放射能汚染された後の似たような物語は色々ありましたが、、
今見るとまたリアルですね。。
宮崎監督のメッセージ?が、
これでもか!!!と詰め込まれた非常に濃ゆい、奥の深いアニメです。
約7分という短いアニメなんですが、
全てを理解するのは難しいです。
岡田斗司夫という方が詳しく解説して下さっているので、ぜひ見てみて下さい。
https://note.com/otaking/n/n774ca3430203
ヤバイくらいの、宮崎監督の脳内が詰め込まれていることを痛感します。
1995年には既にこうして原発問題を出して下さっていたのに…………
311が起き、残念でなりません。
宮崎監督からしたら、無力感でいっぱいだったと思います。(やはり起きたか、とも。)
詳しい解説は前途した岡田斗司夫さんに譲るとして、
私が注目したのは
何度も繰り返される救出シーン、
そして、
救い出された少女は放射能がないと生きられないのでは??という見解です。
何度も繰り返される救出シーンについては、
私は輪廻転生を連想しました。
我々人類も、
過去に越えられなかった定点地点(文明の分岐点・かつての古代文明が滅びた地点)を越えるために、何度も生まれ変わってきているのではないか??、とか。。(私の妄想です)
近年のパンデミックと過去の八重山マラリア悲劇が似てるのでは??と私は思っていて、このままいけば、過去のマラリア時のように島の人たちはワ○チンによって死ぬのでは??と心配しているんですね。今、動けば、少しは救えるのではないか?とも。。
「歴史は繰り返す」と言い、
過去の歴史から学び、過去を乗り越えなければ再び悲劇は起きてしまう訳です。
『On Your Mark 』では、
どうも
そうした人類の、歴史の、繰り返し、滅び、やり直す、輪廻転生を描いているように感じました。
又、
気になったのは救出された少女。
岡田斗司夫さんの解説によれば、この少女は放射能がないと生きていけない存在なのでは?といわれていました。
翻って現代。
311で甚大な被害を出したにも関わらず、
日本政府は大した対策もせず、むしろ原発技術を海外に売り、更に原発を増やす気満々でいます。
私は不思議だったんですよ。
いくら金が儲かるとはいっても、
誰でも等しく被害に遭うはずの原発=放射能を生み出すものをなぜ意地でも更に増やそうとするのか??と。。
政治家らだって放射能浴びたらヤバイじゃんーって思ってたんですけど、
この『On your Mark 』の少女の見解を聞いて、
あれ、原発増やしたがってるのって、
地球を敢えて放射能で満たすためか??とか、、放射能がないと生きられない生物のため?とか……放射能が大丈夫な人間もいるのか??とか………
(о´∀`о)
宇宙人は多分確実にいるみたいだし、
そう考えてみるとなんか合致するんですね。
原発増やしたいのはお金や権力のためじゃない。
放射能もしくは副産物が欲しいからーーーー。。?????
放射能がないと生きられない生物のためかは分からないけど、
原発で核兵器の原料作って、どっかの星を爆破したりとか、爆破して星の軌道を変えようとしたりとか、、、、何ちゃらかんちゃら、、
我々一般庶民には想像もつかない壮大な計画のため、
って考えたほうが自然なんですかね。。
既に地球を軽く爆破できるくらいの核兵器はある訳で。
これ以上必要になるって、他の惑星ぶっ壊すためとかしか凡人には思いつきません………
(´-ω-`)
それは、
放射能を無効にできる技術を持ってるからかもしれないし、
むしろ
放射能が欲しいからかもしれないし。
お金なんて刷ればいくらでも増やせるんだから、別に金のために原発作りたい訳じゃないんだよね。
“何でそんなに原発増やしたいの??”の謎が、
このアニメを見て、
なんとなく分かった気がしました。
分かったところで、
じゃあどーすりゃいいのよ?
ってところもあるんですが。
その他大勢の庶民を敵に回してでも作りたい『理由』が、絶対にあるのよね。。
(о´∀`о)
パンデミックやらワ○チンでオロオロしてたけど、
もっともっと問題の本質は壮大なのかもしれません。。
イルミや悪○崇拝者らも所詮、計画の捨て駒要員かもしれないし。
この地球、人類に起こってることって、
マジで何かしらの手のひらの上で踊らされてることなのかもなーと。。
決してお釈迦様ではない、
“何か”の手のひら。
いや~
奥深くて 暗くて 美しいアニメでした。
ちなみに、
放射能があっても育つ植物や、
放射能があっても大丈夫な鳥さんは、
実際にいるそうです。
種類によるそうですが。
今のチェルノブイリ原発の周囲には緑があり、鳥も巣を作ったりしているそうです。
人間は住めない、自然のサンクチュアリになってるらしいです。
放射能って……………
結局 何なんでしょうね。
人間から見れば、莫大なエネルギーを生み出すもの。。
エネルギーが莫大過ぎて、人間には使いこなせませんが。。
使いこなせたら、フリーエネルギーのように使えるのでしょうか。。
輪廻転生を続けるという人間、『魂』、
莫大なエネルギーを放つ、放射能。。
放射能と、生命の関係性。
今の地球生命には不可欠な《酸素》も、
元々は有害なものだったと
いいますよね。
『On your Mark 』ラスト、
CHAGE&ASKA扮するキャラクターは、死んでしまうという定説なのですが、
私は、
道をちょっと外れたとはいえ、路肩に車を停めて、
飛び立った少女を眺めたんではないかなー、、と夢想します。
オゾン層の破壊によって強烈な紫外線で死んだとの説が語られていますが…………
そんなに数分で死にますかね??
オゾン層無しに降り注ぐ紫外線の有害度がいかほどなのかは分からないですが…………
あのアニメのラストで=死んだ、とはあまり思えません。
思いたくない気持ちもあるし、
観る人によって解釈の余地があるラストだったと思います。
何なら、
紫外線対策をした上で救出するループもこの後にあったかもしれません。
それでも、
やがては追っ手が来て殺されるんでしょうが……………
自由に羽ばたいていった少女は、希望でしたね。
少女はキャラクターの妄想の中に存在し、実在するキャラではない!という解説もありましたが、、
もはやそこまではどうか分かりません(笑)
観る人の解釈で良いと思います。
宮崎監督も、敢えて解釈の幅のある作りにして、視聴者に考えさせたかったのでは?と思います。
受け取り手次第で解釈が変わるなんて、
まさに名作ですね。
夏目漱石の「こころ」にも似た、読後に似ています。
答えはなく、どこまでも考えてしまう。
自分だったら?相手だったら??どうすればよかったのだろう??それでも自分のエゴを通したかもしれない。。
思考がループし、『答え』は出ません。。
それはまさしく我々の無数の選択肢がある人生、パラレルワールドでもあり、、
泣いても、笑っても、血へど吐いても、泥にまみれても、何度でも、何度でも立ち上がり、試行錯誤しながら、進んでいくしかないんですよね。。
いや、深いアニメ!!
しかもね、
CHAGE&ASKA扮する警官隊らが何でカルト教団を抹殺したのか、、よく分からないですよ。
カルト教団は、目玉をシンボルにしてることから、イルミナティか??なんて思いますけど、、罪のない信者まで殺さなくてもねぇ。。?
まるで、警官隊らがテロリストなんですよね。。
翼の生えてる少女が何が何でも欲しくて、
教団ごと抹殺。
教団側も、少女に鎖を付けてたことから、あまりちゃんとした扱いはしてなかったようですが。。
この辺、岡田斗司夫さんの有料記事を読めば解説されているのか…………
気になりますね。。
教団のビルに飛行機ごと突っ込むのは911を連想させるし、
こうしたアニメに予言のサインが含まれていたのか、たまたま偶然なのか、こうしたアニメを見て連想した集合意識が実現化したのか、、
次は、権力に負けず、自由を取り戻して豊かに生きるアニメを見たいですね。On your Markの更に次のループを。