久々に海に行ってきました。
大潮 干潮時の潮位2cm。
今年、昼間の干潮としてはいちばん潮が引く。
今回は海のドラゴンボール(と私が呼んでいる)ガラスの浮き玉を何回か拾ったことのある海岸エリアへ。
海の知識がほぼない私の目当ては海の幸ではなく、漂着物のガラス玉(笑)
だがしかし
春先の潮とはやはり変わるのか、いつもなら浜に漂着してるゴミがない。
それはそれで綺麗で良いのだが、ガラス玉もあるはずない。
代わりに、ウミガメさんが来た跡があった。
所々にある砂浜の中でも奥の狭ーい砂浜。
はっきりとした産卵跡はなかったので、こじんまりと産卵したのか、別の浜に移っていったか。
島は人間のものだけではなく、いろんな動物が生命を繋ぐ場にしています。
守っていかんとね。。
後は、カツオノエボシを初めて見た。
触手にゴミが絡まってる。
これは死んだ後も毒を持つので絶対触っちゃダメ。
ギョウザみたいに膨らんでる部分は大丈夫みたいだけど、私は絶対触らない。
ホモサピさんの動画によれば、このカツオノエボシからは薄っすいホタテみたいな出汁が出るそうですが、私は食べたくない。。。。(о´∀`о)
他、陸と海の境界。
境界ギリギリにまでいかないと、このエリアでは珊瑚がいなかった。
一見すれば綺麗に見える海だけど、
多分海としてはけっこう死んでるんじゃないかな。素人考えですが。
とりあえず海に降りる時は、生きてる珊瑚を踏まないように気をつけて歩かないとね。。
陸と海の境界ギリギリにまで行くと、時折、海が呼吸するかのように海水が上がってきます。
最初の頃はそれがとても怖くて、油断してると海に呑み込まれるじゃないかと怯えていましたが、最近はようやく慣れてきました。
海水が上がってきても絶対に濡れない距離の所にいれば大丈夫ですし、
本当に海が呼吸しているように地球のリズムを刻んで海水が上がってくるので
海が(地球が)生きていることを実感できます。
今回は、ここで海水をペットボトルに汲んできました。
煮詰めて塩を作ります。
他、ウツボがいるのも見かけましたが、モリも持ってなかったので採ることはせず見送りました。
帰り際に海岸線沿いにある岩場で小さな貝を採って帰りました。小さな貝だけはたくさんいて、私でも手軽に採ることができます。
貝を採っていると、自分の中にある縄文の血が騒ぐような感じがします。獲物が獲れる、根源的な喜びなのでしょう。(ま、ダシとしてしか使えないような小っさい貝ですが。)
以上、暑かったので1時間ちょっとで帰りました。
水を持っていかなかったのもあるのか、帰る時にはけっこうフラフラして頭も痛くなりました。
昼に潮が引く時は、いちばん暑い時間帯に引くので熱中症に注意です。
欲張らず、自分の体力と相談しながらサクッと行って帰るのがオススメです。
たまには沖縄らしい記事を書いてみました。
あぁあと、
春先と比べて漂着ゴミがなかったと書きましたが、それは海岸近くにはなかったという意味で、
奥の方に行ったらちゃんと大量にありました。
あまり見たくはないでしょうが、戒めとして載せておきます。
いい加減、ゴミをその辺に捨てるのは辞めて欲しいのですが、、それが出来ない人が大量にいるらしいです。
ゴミになる素材で物を作るのもどうかと思うのですが、ポイポイポイ捨てできる神経も理解できません。。
これらのゴミが綺麗になる時、地球から戦争もなくなると思うのですが、
どこにでも大量にあるゴミを見るにつけ、、、まぁ自分が生きてる間はまず無理かなぁ…なんて風にも思います。
地球にこれだけのゴミがそこかしこに残っているのですから、私達の身体の中にも同じように汚くて有害な老廃物がこのように溜まっているのでしょう。ちょっとずつでも綺麗にしていきたいものです。
私のブログは綺麗な事だけを書いたりはしません。
海で恵みを頂いた後は、無理のない範囲でゴミを拾って帰ります。
そうすれば海で事故ることはないだろうという、私なりのおまじないです。