実家に帰った際、思いがけず時間ができたので思い出の地に行ってみた。
その思い出の地とは、ざっくりいえばセンチメンタルな思い出のある地で、自分的にいえば決して還らない思い出に浸るようなアホな行為だ。
でも、
チャンスがあるのに行動しないで後でうだうだするよりかはいいかなーと思って行ってみた。
電車賃と手間だけがかかり、予想通り何かが起きる訳でもない。漫画やアニメのように誰かと偶然会う訳もなく。
ただ、行って、帰ってきただけ。
ただ、当時よりも地域に人口が増え、ガラガラだったはずの車内にはたくさんの人が乗っていた。
自分が進まなくても世の中は確実に進み、変化している。
センチメンタルでアホな行為だったけれど、
これでいいのだ。
落としたマブヤーをようやく拾ったみたいに、
忘れていた心のあったかさを
思い出した 。
。