曇り。
ほんのり太陽の明かり。
島に赴任して下さっていた先生方をはじめ、多くの方が島を離れる時期となった。
いつも 残される者は哀しい。
切ない季節になった。
だがしかし季節は春となり
多くの花々の香りが漂い咲き誇っている。
動物たちの毛もよく抜ける。
季節は巡り
変化は必然
まぁ離れる人も死ぬ訳じゃないんだし~と個人的にはそんなに悲しむ訳ではないのだが
名残惜しさもみせておかないと非情な奴だと烙印を押されかねない人間界なのでそれなりに哀しんだりはする。
私は別に島を離れたってまた会いに行けばいいじゃん、って思う派です。(о´∀`о)
お互い生きてりゃ会える。
その気になって行動を起こせば、会えるのです。
だから別れの挨拶は「またね。」だよ。
島にいたって会わない人とは会わない。
縁があればまた必ず会える。
縁がなくても会いたいなら会えるチャンスを作り出せばいい。
あーしかしやはり残される側は切ない。
だからこそ残った側たちの絆は深まり。
『島』ってやっぱ独特の世界観だと思う。
日常にドラマチックな要素があって刺激的。
平々凡々な地域で育ったから
きっと対照的にそんな地域を求めたのだろうと思う。
矛盾はエネルギー。
エネルギーがないと生きていけないから『生』には矛盾がつきまとう。
そしてその矛盾にまた悩む訳だが
悩みのない正義は悪に変わってしまうから
悩みがあって良いんだと思う。
悩んで 模索して 自問自答して 何が正解か解らなくなって。
でもそれでいい。
正解は
夏に冬が恋しくなり
冬に夏が恋しくなるようなものだと思う。
結局
何が言いたいかというと。
島を去る方々、
今までお世話になりました。
場所は変われど
元気でいてくれたら幸いです。
また島で会えたら
共に苦労し遊びましょう。
私はね、
島を愛する人ならみんな、島に住んでなくたって同じ共同体だと想いたいんです。