離島生活で思ったこと

沖縄の離島で暮らす中で思うこと、考えたことをつらつらと書いています。思考のウンコのようなものなのでまとまりはないです。

自分は、幸運だった。

千田琢哉さんの「一万人との対話でわかった人生が変わる100の口ぐせ」を読んだ。




ざっくりいえば自己啓発みたいな本。




自己啓発モノ、ってだけで毛嫌いする人もいるけど
私は作者なりの導き出した答えが書かれているようでけっこう好き。

ただ
この手の本は、読んで分かった気になってしまうとこが欠点かな。。読むとそれは素晴らしい言葉の数々でいい気分になれるんだけど、だからといって自分の身についたかといえばそれはまた別次元。



だからもう手元に置いてたまに読むだけじゃダメだと思って、印象に残った部分だけ切り抜いてノートに貼り、後は処分することにした。





切り抜いた部分で一番印象に残ったのは、

『運がいい人は、過去のどんな不幸も「あれは運がよかった」と結ぶ』

というところ。






これねぇ、けっこう奥が深いです。



単純なことなのに、なかなか気付かない、なかなかできない、盲点です。






私もね、コレ読んで試しに頭の中であらゆる不幸な出来事を「あれは運がよかった!」に変えてみたんです。

そしたらね、「あれは運がい良かった!」って思うことは、過去を、それに続く現在を、「これで良かった!」ことにすることでした。



親に無視されてきた過去、
そのおかげで、虐待を受けて育った人に(完全にその人を理解できる訳ではないけど)寄り添うことができます。

島でナイチャー差別されること。
そのおかげで、差別される側の痛みが理解できるようになりました。
おかげで、私はできる限り差別はしないよう心掛けることが出来、むやみやたらに人を傷付けることは減らせると思います。

アトピーだったり、肝・腎臓が弱くてすぐ湿疹が出るから、同じような症状に悩む人に寄り添える。
少しは、対策法も分かる。
自分が辛くならなかったら、自然食品や自然療法に目を向けることはほぼなかったと思う。
ひいては、医療の闇(間違い)に気付くこともなかったかもしれない。
今知ってる本物の良いものたちを、知らないままだったかもしれない。




苦労や、辛い経験をすると、、思いやりが持てるようになったり 本物を見抜く審美眼が磨かれる。盲点でした。

私が知ってる本物は、一般的な人は知らないものばかり。

一般的な人が知らないものを紹介すると、いぶかしげな目で見られたりすることが多くて傷付いていたのですが……一般的な人と私では、経験値が違うので それはある意味当然な反応かもしれません。生きているレイヤーが違うので共感し合えなくて当たり前。
到底無理なことを、私は求めていたのです。

ないものねだりしてたね。。

到底無理なことを求めても、叶うわけないし、叶うわけないことで、いちいちショックを受けて。。無駄でした。



私もまた彼等(いわゆる一般的な感覚)には迎合したくなかったのです。遊園地・カラオケ・なんでお金を払わないといけない場で楽しまなきゃならないのか、お金を払わないと入れない場がそんなに楽しいのか、よく分かりませんでした。
彼等と一緒に楽しむことはできず、お前は変だの変わり者だの言われて傷付けられてきましたが、 おかげで私が彼等のように人を傷付けることはないでしょう。むしろ、嗜好の違う人も認めることができる、多様性を認められる人になれたと思います。

多勢に染まろうとして、無理することもありません。

一人でも良いことはあると思っているから
一人でいる人を非難することもないし可哀想だと思うこともありません。むしろ、自立した勇気ある人だと思います。



しょっちゅう死にたくなるけど……それなのに、五体満足で生きてて寝食にも一応は困ってないので…とっても幸運だと思います。


毎日鉄砲玉が飛んでこないだけでも
戦時中の人からしたら幸運でしょう。

このような時代に生まれた私は幸運です。





なんでも幸運だと思うようにすると、

なんでも良いことに変わる。


盲点でした。


自分は幸運なのだと思っていいと、

その許可さえおろせてなかったのだと思います。


世間による、お前は不幸(低層界)いでいろ洗脳ですね。。
支配構造の世の中でしたから。。






何事も幸運な出来事だったのだと。


変換していくことは

今を幸せにすることでした。





勿論、それには努力や行動力も必要になってきます。

ただ考えを変えるだけで今の状況が実際に好転することはないでしょう。

でも、
辛い過去に縛られ、身動きが取れないままでいることだけは なくなりそうです。





自分は 幸運なのだ。








そう

転換して考えていくことが


自分の人生に光を差してやれることだと思います。