離島生活で思ったこと

沖縄の離島で暮らす中で思うこと、考えたことをつらつらと書いています。思考のウンコのようなものなのでまとまりはないです。

映画『えんとつ町のプペル』感想




映画、『えんとつ町のプペル』、観てきました。





映画代も決して安いものではないし、内容やテーマは西野さんがYou tube 内でしゃべってくれていたので
わざわざ観に行くのも?とは思ったのですが、

実物を見ないで判断もしたくなかったのでレッツらゴー。





映画館って、暗い中で知らない人とぎゅうぎゅう詰めになるイメージですごい苦手だったんですが、コロナのおかげでみんな一席空けて座ってくれるし、静かでマナーは良いし、私の行った(地方)映画館ではとっても見やすかったです♪










で、プペル感想。

※ネタバレ含みますのでご注意下さい。









率直な、素人凡人の私の感想としては、ちょっと物足りなかったです。申し訳ありません。

批判するつもりはないのですが、私にとっては、プペルよりも西野さん全体のされているプロジェクト、泥臭さを追うほうがずっと面白いです。




何もしてない私がどうこう言うのもドリームキラーそのものかもしれませんが……それでもだって物足りなかったんだもん、な点。

・プペル→ゴミ人間というネーミング、ビジュアルに魅かれない

・映像の造りに、今後のアミューズメント展開を考えてのこと?という部分が透けて見えてしまった

・実は黒幕だった同僚のオヤジが裏切りをした後どうなったかが分からない

・船ごと気球で飛べるリアリティがない。ましてやヘタレキャラの主人公にいきなりできちゃうとは…荒唐無稽。。更に元の場所にサラリと戻ってこれるとはファンタジー過ぎる

・そもそも私にとって絵柄が好みじゃない…
キャラクターにあまり魅力を感じなかった

・そもそも煙突で煙出すのに何を燃やしてたの??町全体の生活にリアリティがない

・伝えたいテーマの表現が直接的すぎたのでは…?

・鉱山では結局何が採れるのか??何故そんなに厳しく立入禁止だったのか??イマイチ理解できなかった。プペルたちの傍にあったキラキラした岩肌のほうが価値ありそうに見えたけど、それについての言及はなかった。







……………すみません

映画だけをちょっと見た奴が、好き放題ほざいています。


そもそも絵柄が好みじゃない点は、単なる私の問題だわ。。





○良かった点

窪田正孝さんの声優が素晴らしかった

・きっと、背景の書き込みは物凄い手がかかっているんだろう

現代社会最大の問題点『腐らないお金』に対して、映画内では《時間と共に腐るお金》が流通しているという世界観になっていて、そうすれば変に富が片寄らず経済がうまく回るんじゃない?と啓示してくれていた。
(この部分についてはあまりにもサラリと通り過ぎてしまってたので、もっとプペルの世界観として見せてほしかった。)

・えんとつ町の秘密、外の世界を見せないようにする高官らがまんま今のメディア洗脳を風刺してくれていた






○こうしてくれたらもっと良かったな~という点


・ゴミ人間というネーミングではなく、もっと違う名前で イケメンとか不思議な少年、みたいなほうがよかった

・プペル達に気球を飛ばさせるなら、もっとそれをレクチャーするキャラがほしかった

・裏切った同僚のオヤジがラストどおいう顔をするのか見たかった

・えんとつの町がもっと九龍城みたいな造りで 見てる側も迷い込めるような感覚になれたらよかった

・上官のボスなのにヤル気ない人の立ち位置をもうちょっと明確にしてほしかった

芦田愛菜ちゃんの声優は素晴らしかった。が、贅沢をいえば良い子過ぎるのでもうちょっと影を感じさせるカンジだったら尚よかった









すみません

何もしてない奴が好き放題ほざいています。





今まで禁忌とされてたテーマを扱ってくれてたので、期待値が上がってしまったようです。


お金に関するテーマは、取り上げるのになかなか勇気が要ったかと思います。



一応映画の中の世界観、としてますけど


まんま全世界・支配層に対する挑戦状みたいなものですからね。。


Gacktも仮想通貨のプロジェクトをやってましたけど、いざこれから!って時にビットコインの問題が出て下火になってしまいましたし…… 明らかに、現支配層に潰されたようなものでしょ? 勿論、仮想通貨自体にも問題点はあった筈ですが……





いろんなテーマが散りばめられた映画だと思います。


ただ、描きたいものが絞りきれてなくてひっちゃかめっちゃかな印象はありますが、そうやってカモフラージュしないと描けないようなテーマでもあったのかもしれません。



鈍感で感性のない一般市民に「外の世界を見ろ!」と言うなら直接的な表現にせざるを得なかった、という点もあったかもしれませんし。

そもそも感性があるならプペル以前に既存の作品でこの世界のおかしさに気付くはずですからね………
(´-ω-`)




鈍くて感性も枯れてる人たちにテーマを伝えるのは至難の技ですよ。

ウチの家族だったら絶対見に行かないもの。


TVが囃し立てないと食い付かない人達ですからね………



だから、幅広く門戸を用意しておくために

絵本や映画だけでなく、

ミュージカル展開やアミューズメント展開も考えてるんだと思います。


その思考力、行動力にはほんと脱帽します。




ただ、感性の枯れた鈍い人間を食い付かせるコツは、《見た目》と《周りの評判》です。


この二点さえ押さえれば、内容問わず食い付くので、とにかく《見た目》と《周りの評判》を上げるとやり易いと思います。

ただ、それを可能にするメディアが糞ったれなので…………難しいじゃーん、ということなるんですが………





本気は必ず伝わるし

本物は必ず残るから、


もうできることをやっていくしかない。。




キノコの胞子の如く、
表には見えない地中でコツコツ広げ、時がきたら一気に花開いてみせましょう。

そのほうが途中で支配層に見つかって潰される可能性も低くなりますし、一気に下剋上できたら気持ちいいじゃないですか。







映画プペルの個人的感想としては物足りなさが残りましたが、西野さん含め、プロジェクト全体で見たらすごい面白いと思います。


YouTube上でも、テーマを語るのではなくここまで到達してきた西野さんたちの『泥臭さ』を聞きたいなーと思います。

今は作品単体ではなく作品が出来上がった過程・ストーリー全体が売れる時代なので。
(この点、レペゼン地球の見せ方は本当に上手だった。)






ここまでが、ざっと私からみたプペルの感想です。

未だに主人公の名前とか覚えてなくて申し訳ない…………(´-ω-`)
※追記:「ルビッチ」でした。


調べ次第、きちんとUP して修正したいと思います。





以上は私個人の感想なので、

各々の判断は実際に自分の目で見てしてほしいと思います。