腎臓病について、『自然療法』東城百合子さんの著書から書き留めておきます。
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大体慢性病は全身病で、腎臓だけでなく肝臓・副腎・胃腸・心臓なども弱っているとみてよく、全身的に治さないと難しい。
腎臓は腰骨の上に並んでいる二個の小さな器官です。
これは血液の中の老廃物を濾して尿として出してしまい、良い血液を残す働きをします。
つまり肝臓と共に身体の浄化のために働きますから大切な臓器です。
この働きがうまくいかなくなると老廃物が出ていかず、体の中に残って、他にゆき場がないので体中に毒が廻り生命を脅かす事にもなります。
腎臓を悪くさせるものは食べ物の影響は大きいが、外傷は別として薬、血圧降下剤、血糖降下剤、肝臓と同じように食品添加物、農薬その他の薬害や洗剤などが大きな重荷となってる事が多い。
また神経的なものが何といっても大きい。
頭の疲れは腎臓の疲れに繋がります。
頭の働きの混乱は腎臓の働きの混乱をよびます。
頭の弱さは腎臓の弱さにも現れます。
老人の頭の硬化は腰(腎臓)も硬化して起こります。
顔がむくんできたら小水に気をつけてないとなりません。
「肝腎カナメ」というように、腎臓は肝臓と共に人体の要です。
●昔から1日に5分間、草や土の上に腹ばいになっていると腎臓病にならないといいます。
腎臓の息抜きになるからです。
土や砂に寝たら毒素やガス体を出しますから効果があります。
※腎臓病は陰性腎と陽性腎があり、陽性腎は脱塩してよいのですが、陰性腎は脱塩したら悪化してきます。この辺が大きな山となります。
生涯不治と言われたものでも自然食養生法では正確に治ってゆき、まさに食養生の偉力です。
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陽性腎の人は、主に肉食その他の動物性食品過剰、塩からいものの摂り過ぎの人だそうです。
陰性腎は、野菜嫌い又は野菜の過食、甘いもの好き、果物、甘い飲み物好きなどの人。だそう。
昔と違って、今はこの方が圧倒的に多いそうです。
私は肉も甘いものも食べるのでどちらになるのか自己判断するには難しいのですが、まぁおそらく陰性ではないかと思い、こちらの方の対処法を載せておきます。
陽性腎の対処法が知りたい方はぜひ東城百合子さんの著書をお買い求め下さい。ありとあらゆることの対処法が載っていてとてもためになります。
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◆陰性腎臓病の場合
水腫には小豆が偉効があります。
うすい塩味のゆで小豆を汁たっぷりにして作り、2、3日他のもには食べず、ゆで小豆を好きなだけ食べます。
水も茶も飲まず、飲むのもゆで小豆の汁だけにします。
すると、1日目の夜頃から、尿がどんどん出るようになり2、3日のうちにすっかりむくみが取れます。すぎなの腰湯も良い。
◯禁ずるもの
甘いものいっさい(黒砂糖・はちみつな少々ならよい)
肉類・脂っこい赤身の魚・貝・卵(うずら少々はよい)・果物の過食・清涼飲料水・さつまいも・じゃがいも・なす・瓜類・ほうれん草・きのこ類・刺激物・
入浴、温泉療法、
味付けは普通より薄味くらいとし、特に塩分抜きはしなくてもよい。
◯特に大切な手当て
お腹と腰にしょうが湿布をする。
また温こんにゃくで腎臓・肝臓を温める。
足浴・千葉の腰湯など毎日いずれかを熱心にして新陳代謝を助け、全身の臓器を活発に働かせる助けをします。
発汗するので毒素の排出もします。
尿毒症その他の余病も防ぎます。
◯注意すべき点
腎臓病はよく噛んで少食が大事な要点です。
食べ過ぎないように常にお腹は軽くしておくことです。
腎臓病はよく食べたがるので失敗しますが、失敗しながらでも根気よくなさることです。
1日でも2日でも断食は大変良い。
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ざっと、こんなカンジです。
ざっくりとしか書いていないので、詳しく知りたい方は著書を読んで下さい。
自然食品店などで売られています。
私は、甘いものを食べる、肉も食べる、過食、
だいたい全て当てはまります。
とはいえ、別に大食いレベルで食べてる訳ではないのですが、元々が弱い内臓なので、ちょっと食べ過ぎただけでも影響が出てくるってカンジ。。
(毎日ビール3本くらい飲んでたら1ヶ月くらいで足指がピリッと痛くなって、痛風か?と思ったことがあります。酒豪がなると云われる痛風ですが、ビール3本は別に酒豪のうちには入らない。。。)
身体(内臓)が生まれつき弱いと、あまり不摂生も出来なくて、遊ぶこともできないですね。。
遊ぶことも満足にできないのですから友達も増えなくて当たり前です。又、遊びを知らないということは、単純にあらゆる面で経験不足となります。引きこもりになるのも必然ですね。。
いろいろ恨みたくなる時もありますが、
こんな身体を選んで生まれてきたので受け入れましょう。。
何食ったら良いのか分からなくなる自然療法ですが、まぁできることを、小さく、一つ一つやっていこうと思います。