離島生活で思ったこと

沖縄の離島で暮らす中で思うこと、考えたことをつらつらと書いています。思考のウンコのようなものなのでまとまりはないです。

12月14日 長い箸でしか食事ができない天国と地獄。

曇り。 昼過ぎに雨が降り始めたけど、本降りにならずに済み、 濡れることなくキビ刈りを終えた。 前年度のキビ刈りは二ヶ月近く雨が降り続け、疲労困憊も疲労困憊の過労が慢性化したので、雨はマジで勘弁である。 恐らく、 前年度を経験している誰もがそう思っているため 頼むからキビ刈り中にはもう降らないでくれという願いが通じているのだろう。 「だろう」という自己判断ではあるけれど、 恐らく 人々の願いには天気を変えられるくらいの力はあると思う。 きっと、人々が本気で願ったらすぐさま地球は平和になる。 でも人は基本的に自分の自我と欲を優先するため、そんなにいつもいつも本気で世界の平和を祈ってる訳ではない。 いや、どこかでは常に祈ってはいると思う。 でも、つい目先の欲を優先してしまうのだ。 腹が減ったら飯のことばかり考え、 疲れたら不平不満で頭がいっぱい。 どこかでは平和を願いつつも 目先の欲を優先するのに邁進してしまう。 平和と一言でいっても難しい。 みんなが幸せになれば良いと思う。 幸せも、 長い箸でしか食事ができない天国と地獄と一緒で、 お互いに幸せを願い合わないと幸せはやってこないのでは、と最近思う。 自分で幸せを探求し、努力してもそれだけでは駄目で。 自分以外の誰かから自分の幸せを祈ってもらえるような人物にならないと、本当の幸せにはなれないのかもしれない。 自分のしたことしか自分には還ってこない。 だからオイラはみんなの幸せを祈る。 辛い夜には、 もっと辛い日々を過ごしている人の幸せを祈る。 キビ刈りの時期には嫌な記憶が甦って毎年苦しむんだけど。 もうそんなのは終わりにする。 私は、私を幸せにすることで私の周囲も幸せにする。