雑誌・現代農業6月号。
私の天敵、除草剤がメインテーマとなっていました。
見たくもないテーマにクソかッ!!と雑誌を地面に叩きつけたくもなりましたが………敵を滅ぼしたくばまずは敵を知ることから……( ;∀;)と、購入して読んでみることにしました。
現代農業自体、久々に購入したよ…800円以上したぜぃ……( ´∀`)
まぁまだざっくりしか読んでませんが、、
元々 除草剤の広告も載せてた雑誌なだけに、大部分は除草剤の効果的な使い方が紹介されていて、
危険性についての記述は一般的なことを最低限書いた、といったカンジでした。それでも10ページ割かれていたので、まぁまぁ書いてあるほうなのかもしれません。
牛に食べさせている牧草にも除草剤成分が残っていて、それを食べた牛のフンを堆肥化したものからもその除草剤成分が、、という事実もあることを知り、やはり除草剤の影響ってけっこー残るんじゃね??……と思いました。記事では、一応日本では使われてないと書かれてましたけど………輸入品の牧草ではどうなんでしょうか。
というか、牧草に除草剤を使うってのが驚きです。
牧草は雑草以上に丈夫で繁殖力もあるし、連作障害もなく基本的には肥料なんかやらなくてもどこでも育ちます。
てか、牧草って草地以外に生えるとすんごい厄介なんですよ。
でもって牧草も草なのにそれに除草剤まくってことは、特定の牧草だけを育てたいからなんでしょうが、、
そもそも牛は大概の草なら食べますし、本来は色んな草を食べさせたほうが栄養も片寄らずに色々摂れて、そのほうが良いんですね。
なのに牧草にまで除草剤を撒いてるケースもあるという現実・・・・
人間、何してんの??(о´∀`о)
も~訳ワカメですね。。
よしんば除草剤使って良質な牧草をあげたとしても、堆肥になっても残留、その堆肥を使って育てた作物にも悪影響を及ぼすのであれば……
ほとんど費用対効果はないように思えます。。
だいたい、そんな牛さんを食べた人間への影響もないとは言えない気がする。。(でもこれを言い出したら、遺伝子組み換えトウモロコシ飼料にワクチンにホルモン剤に、、家畜肉自体に色々問題はあります)
まぁ それを狙って売り出している人達がいるので仕方ないっちゃ仕方ないのかもしれませんが。。
農薬さえ使わなければ、
刈り取った草は牛に食べさせたり敷料にしたりマルチ代わりに畑に敷いたり堆肥にしたり
色~~んな活用法があるんですね。
しかも無料で手に入るし
しかも 無農薬だと良い菌が発生しやすくなるので悪臭も減ったり病気も減ったり・・後々、連鎖的に良いことづくめなんですよね。
まぁ刈り取る手間だけはかかりますが。。
でも、除草剤を使う側の気持ちも一応は分かります。
少人数で効率よく作物を作るには必要不可欠でしょう。。
それら農薬の恩恵にあやかって我々の生活も成り立ってますから、否定も 批判もできません。
身体や環境に悪いから、できるだけ止めていこう、という側
人々を養う分の作物を作るには致し方ない、という側
どちらも、守らないといけないんですね。
これだけ農業者より消費者が多い現代、
全てを無農薬で生産するには無理があるでしょう。
その《無理》を埋めてくれてるのが農薬。
農薬うんちゃらで文句いうならお前が作れ、
と言われても、確かにその通りな部分もあるんです。
こだわり、文句を言うなら、自分で自分の食べる分くらいは作らないといけないんでしょうね。。
でも大部分の人は少しの農地も持ってないでしょうし、現実的には難しいと思います。
オーガニックが当たり前の農業国では、農家の生活が補償されてて だから無農薬で作れるんだと 何かで聞いたことがあります。(でもちょっとウロ覚えです。調べてなくてすみません)
結果があれば必ず原因はあります。
中国よりも実は日本のほうが農薬使用量が多い現実を少しでも変えられたらなぁ、、と思います。
本来なら、効果的な農薬の使い方よりも、
農薬を使わずに済むやり方の特集がされたほうが良いですよね。
今の世はまだまだ 庶民を殺したいか・生殺しのまま家畜奴隷にしたいと思っている人達に支配されているので、
与えられた情報だけを鵜呑みにしていると 殺されるか家畜奴隷かの道に誘導されてしまいます。
農薬を使う方も、自分なりに守りたいものがあってのことなので、もうそれでいいと思います。
でも、長期的に見て視野を広げた時、
どちらが『本当に守る』ことができるのか。
『本質を見極める』ことは 大切だと思います。