東京滞在中にお世話になったお店を、お礼を込めて紹介したいと思います。
まずこちら。
イリヤプラスcafe。
JR鶯谷駅から徒歩8分位のところにあります。
東京で最初に泊まったゲストハウスtoco.さんのすぐ近くにあったので見付けました。
写真があまり良くないですが、こんなカンジで何でもない住宅地?のなかにぽっかりと明かりが点いて存在しています。
穴場感満載。
鶯谷という上野のすぐ近く・大都会のど真ん中で単なる小洒落たcafeかと思ってあまり期待しないで入ったのですが、これが大当たりで
土間のある木造家屋を改造した素敵cafeでした。
地元の方にも人気のようで、昼間に行くと いかつい最新型ママチャリが沢山並んでいます。
夜は夜で家族連れで食事にくる人も。
お年寄りの方もよく見掛けました。
良いお店は地元も方にも愛させるんでしょう。
ビルばっかで生活感の見えない鶯谷ですが、
ここに来ると必ずママチャリを見るので、こんな大都会の中でもしっかりと生活してる人がいるんだなーと実感します。
こちらのお店はパンケーキがなかなか有名らしいです。
でも、パンケーキなら家で作れるじゃん、と思うケチな私は頼まず、いつもだいたい日替わり生パスタを注文していました。
サラダも付いて1000円くらい。
パスタは生麺を使っているのでモチモチ。野菜のゴロゴロ入ったパスタが中心です。
冬瓜とトマトのパスタなんていうちょっと変わったメニューの時もありました。
冬瓜は島でよく採れますが、トマトと合わせても美味しいのは大発見でした。
スイーツも全て手作りで、まだ食べたことはありませんがどれも美味しそうでした。
料理がどれも美味しいので、間違いなく美味しいと思います。
《ミートローフ》というメニューもとても美味しかったです。
私は、このミートローフというものをここで初めて知ったのですが、食べてみると野菜がたっぷり入ったハンバーグといったカンジのものでした。肉の臭みが一切無く、不思議にとっても美味しいのです。
トマトソースもかかっていて、お野菜が採れるのは都会の外食で貴重でした。
ドリンク類・ジンジャーハニーとかは手作りのものでしたが、たまにテイーパックにお湯を注いだだけのものもありました。提供時間やコストを考えてのことなのでしょう。
これだけの都会でお店を維持していくには妥当な部分なのかもしれません。
テーブルの配置も、チェーン店のようにぎゅうぎゅうにすることなく、でも出来る限り詰めながら、お客さん同士が居心地良く過ごせようによく考えられていて、
長居しても一切せかしたり嫌な顔をすることがなく、好きなだけくつろがせてくれます。
駅から少し離れているおかげですごく混み合うこともなく、ゆっくりできる場は都会じゃ貴重。。
多少高い部分は席料とゆっくりさせてもらえる時間だと思います。
客席のすぐ横に本棚もあって、それはかつてお店の人が手にしていた本で、どれも興味深いものでした。
島で例えると、あやふふあみの木造家屋内地バージョンみたいなカンジ。。?
都会で自分好みのお店を探すのは意外と大変なので、別の街の宿に泊まった時にも途中下車してお世話になりました。
普段はお客さんに一切干渉しないドライな接客なのですが、一回だけ、二千円札を使って会計をしたら、「あ、久々に見た〜♪」と話し掛けてくれました。照れ臭いような、嬉しいような♪
島では製糖期を中心に流通する二千円札、とっておいてよかった〜。
いろいろと、食べきれなかった気になるメニューがたくさんあるので、また行きたいなと思います。
ここより小洒落たcafeもこだわったお店もたくさんあるんでしょうが、どこをとっても『気持ち』の込もった、素敵なお店です。
いつも裸足に島ぞうりで謎な客でしたでしょうが、また、再訪した際には宜しくお願いします 。
お世話になりました!