曇り。
風が北風になり、寒い。(о´∀`о)
3月下旬だというのに、寒い……!
例年なら、晴天が続いて初夏の暑さになるうりずんの時期。
余程、
去年の暑さが堪えて、キビ刈り終わるまでは涼しくあれ………!!!と、みんなが念じているのだろうか。。
(о´∀`о)
そうとしか思えん、異常な寒さよ。
気温の乱高下が激しいので、自律神経も乱れまくって今朝はかなり鬱モードで苦しかった。
夜はほとんど眠れてないし、疲れが溜まったままで、ホント何もしなくなかった。
でも家にいてもどうせ休まらないし、
やることは沢山あるし、
仕方なくなんとか動いた。
自分はこんなに頑張っているのに誰も認めてくれない、
一方で、楽して怠けてる人もいるのに、
何だこれはと不平不満の怒りもすごかった。
他人と比べても、不幸になるだけ。
そう分かってても、
社会の狭い島では見たくなくても他人の生活が見えて、たまに辛くなる。
キビ刈りしてたら身体も暖まり、なんとか復活できた。
最近はビール飲むのを辞めたので、
かわりに?やたら甘いものを食べてしまう。
甘いもの中毒がなかなか収まらない。
今、合間をみては京極夏彦さんの『姑獲鳥の夏』を読み返しているのだが、
改めて読んでだら、量子力学や“意識”、この世は仮想現実論まで出てきてて、
えー!こんな前から云われてたんだー
(о´∀`о)
と
びっくらこいた。
つーか私、
読んだ筈が全然読めてなかったんじゃね??(´-ω-`)
何にも覚えてないよ。。
………確かに、
京極堂さんのウンチク話は飛ばして読んでた気がする。。
(о´∀`о)
だって京極堂さんの話、長いんだもの(笑)
何ページ語るんだよ、っていうね。
ストーリーを早く読み進めたくて、飛ばしたよね。
京極堂さんのウンチク話がちゃんと伏線になってるんだけど。
当時(高1くらいの時?)には全然興味なかったらしい。。
(о´∀`о)
今、改めて読んだら丁度、
興味を持っていた深い話だらけでした。
『意識』についても、
自分自らの思考で意識してるかと思いきや、
実は自分の意思で意識してるんじゃない、
思考は勝手にやってくるもの、
とか
見てるものも、自分の裁量に合わせてピックアップしてるだけ、だからそれぞれで見えてる景色が違う、だからこの世は仮想現実なんだ、とか
最近やっとスピリチュアル界で言われてることが、
既に30年近く前には分かっていたとは・・・・(´-ω-`)
てか、
それを一応は読んでいながら、全く理解できてなかった自分。。
どんだけ理解力ないねーん。。(´-ω-`)(´-ω-`)
悲しくなっちゃいますね。
人間の理解力なんて、
マジで些細なものなんだな。。
約30年前には分かっていた京極さん、
すごいです。。
心霊とか妖怪とか民間伝承・呪い、
人間の心理で語れるんですね。。
共通認識、共通の価値観、それらがあってはじめて成り立つもの。
***
「憑物筋というのは民俗社会におけるひとつの装置だ。
共同体内に不可解なできごとや不条理なできごとが発生した場合、それを解決する手段として設定されている民俗装置なんだ。」
「命の正体が記憶そのものだからという答えはどうだね?」
「命イクォール心と、脳の接点こそ意識だ」
「この物質的な記憶、
記憶の原形こそ、霊と呼ばれるものなのではないだろうか。」
「この世には不思議なことなど何もないのだよ」
***
作中、
京極堂さんのセリフであります。
リアル界に於ける陰陽師ブームのはしりですよ。
京極堂こと中禅寺秋彦が、このパンデミック一連を見たらどう言うんでしょうね??
気に病んでも我々に出来ることは少ないのだから、身近な者を幸せにすることに心血を注げばいい。
枠チンが危険だろうと生きる奴は生きるし死ぬ奴は死ぬ。
TV如きに騙されるような阿呆は救いようがないから放っとくしかない。
……………かな?なんて。。
それでも私は、関口のように
人々の目を覚まさせてやってくれ…!憑物を落としてくれ……!!
と
情けなくも懇願するのだと思います。
マスコミの振り撒いた恐怖に憑かれた人々の憑物を、
ぜひ落として欲しいですね。
みごと落とせたら、マジで世界が変わると思います。
高圧洗浄器並みの威力が必要かもしれませんが。
地球規模でかけられた憑物を、落としたいですね。
『姑獲鳥の夏』、
まだまだもう少し、読み込んでみます。
いや意外とグロい種明かしで、こんなもんを10代に読んでたん??とびっくりですよ。
読む年代によって見方が変わる。
読書の醍醐味です♪
人の『業』って、多分 変わらない。
多分変わらないけど、
少しずつは良い方向に変わっていると、信じたいです。
何があっても京極堂さんみたいに生きたいですね。
マイペースに隠居生活するも、いざという時にはバシっ!と問題解決できる。動じない。博識。
嗚呼 素晴らしき。
やっぱり言葉は呪文で武器にもなるんだ。